一人暮らしをしていた時、アルバイトを3つ掛け持ちしていた時期がありました。
その中の1つが居酒屋のホールでした。家から近くだったこともあり、気軽にアルバイト応募すると面接時に即採用でした。
居酒屋のアルバイトは常に応募があるので入りやすいアルバイトの1つでもあり、割と経験したことのある方は多いのではないでしょうか？
元々接客業で働いていたこともあり、ホールの仕事は苦ではありませんでした。が、私は居酒屋のアルバイトは向いていないと思ったことが多々あり、約1年程で辞めました。
居酒屋あるあるだと思いますが、まず酔っ払いのノリに付き合わなくてはいけないということです。
割と暇な時はいいのですが、忙しくて早く回したい時は正直かまっていられません。
雑な接客をしてしまうと、お客様も酔っ払っているので態度が悪くなることもしばしばありました。
他には、残業が結構あるということです。やはりお客様次第ですから、なかなか時間きっちり上がれないので割と夜遅くまで残業させられることもありました。
そして飲食店なので、掃除中にゴキブリによく遭遇するということです。
ゴキブリは大嫌いですが、退治してくれる人がおらず、ビクビクしながら掃除をしていたことを覚えています。
注文の時に困るのが｢いつもの｣と言われることです。私はあなたと初めてお会いしましたけど？と思いますが、周りのスタッフに聞きながら、なんとかやり過ごしていました。
頼れるスタッフが居ない時は、お客様に尋ねることがありましたが、常連さんで頑固な方は、｢いつもの｣で通じないと不機嫌になるお客様もいらっしゃいました。
その中でも、唯一の楽しみが、試作品を食べさせてもらったり、作りすぎたものを食べさせてもらったりといったことでした。
個人経営の居酒屋さんでしたが繁盛していた為、ほとんど休む暇なく歩き回っていたのでアルバイトが終わったら夜も遅いしクタクタになっていました。
居酒屋のホールのアルバイトのイメージは、楽しそう！とか、まかないが食べられる！
とかの単純な理由で選びがちですが、やってみると意外にハードなアルバイトだと感じました。